水虫治療期間について
2019年09月22日
抗真菌薬の開発が進んできたことによって水虫に悩まされる人も完治することができるようになりました。
殺菌性の高い抗真菌薬が続々と市場に登場してきたからであり、水虫が不治の病と呼ばれた時代は既に終わりを遂げています。
しかし、水虫を完治させるためには根気強く治療薬を使い続けることが重要になります。
強力な抗真菌薬を用いれば数日から数週間で症状はなくなってきます。
しかし、それで治ったと思って抗真菌薬の使用をやめてしまうと再発してしまうリスクが高いという特徴があるのが水虫治療です。
水虫の症状がなくなっても原因となっている真菌がまだ存在しているということを考えなければならず、治療が完了してからもしばらくは抗真菌薬の使用を続けることが大切です。
水虫治療にかかる期間は足の水虫は二ヶ月から三ヶ月程度、爪の水虫であれば半年程度という理解をしておくと良いでしょう。
水虫が広がってしまっている場合でも根気よく使用を続ければ治療を達成することができます。
水無治療に用いられる抗真菌薬は基本的には軟膏やクリームといった外用薬であり、副作用があまりないことから長期間使用しやすいという性質があります。
しかし、外用薬が塗りにくいような場所で水虫が広がってしまう場合もあり、そういった時には内服薬を使用することになります。
この場合には肝臓への負担があるなどの副作用が懸念されるため、長期使用を行う場合には肝機能の変化に十分な注意をしていくことが必要です。
しかし、内服の抗真菌薬であっても概して副作用が弱いことから水虫治療は根気さえあれば完治を達成できるものとなっています。
治ったと思っても積極的使用を続けるということを忘れなければ水虫治療は容易なのです。